この記事では、RP2040マイコンを用いてTFEL(Thin Film Electroluminescent)パネルを駆動する方法について説明しています。筆者は10.4インチのモノクロTFELパネルを入手し、これをSTN LCDインターフェースで制御する必要性に直面しました。従来の専用のグラフィックスコントローラは廃れており、新たな方法として高性能のマイコン(RP2040)を採用します。最初は「ビットバンギング」という単純な方法で画面の更新を行いましたが、これではCPU資源を大量に消費し、他の処理ができません。そこで、RP2040のPIOを使用してデータ送信部分をオフロードし、高速化を図るアプローチに進みます。この記事では、その具体的な実装や改善点についても触れています。