教育技術は、生徒の活動を監視するためのものであるが、生徒のペースに追いつける限りでしか機能しない。筆者は、様々な教育技術の欠点を挙げており、ブロックされているサイトよりも抜け穴の方が多い可能性があると指摘する。例えば、生徒が授業中にゲームをしたいと思うと、学校はゲームサイトをブロックする努力をするが、特定のコーディングクラスでは逆にゲームへのアクセスが必要になる。さらに、教師が使用するクイズゲームも生徒によって転用されることがある。また、ブロックされていないサイトのリンクが急速に広まることもある。学校がYouTubeをブロックしても、教師はアカウントを作成することで動画を視聴できるため、単なるブロックでは問題の解決にはならない。教育の場では、生徒にテクノロジーを適切に使わせることが重要であり、そのためには彼らをある程度信頼することも必要である。