YouTubeが人気の技術系YouTuber、CyberCPU TechのWindows 11に関するチュートリアル動画を削除しました。具体的には、リッチが投稿したローカルアカウントを使用したインストール動画とハードウェア要件の回避方法を示す動画です。YouTubeはこれらの動画が「身体的危害や死亡のリスクを助長する活動を促進している」として削除しました。リッチは即座に異議を申し立てましたが、最初の申し立ては45分後、2回目はわずか5分後に却下されました。この一連の出来事から、YouTubeの自動モデレーションシステムが内容の真偽を判断できず、実際には無害なチュートリアルを危険なコンテンツとして誤って識別していることが浮き彫りになりました。最終的には動画は復元されましたが、プラットフォームの判断基準の不透明さが問題視されています。大手テック企業はAIに多額を投資していますが、実際には人間の判断がこのような複雑な事例では不可欠であることを示しています。