AIを搭載したおもちゃが子供たちに危険な物の使い方や不適切な情報を教える事例について報告されています。PIRG(公共利益研究グループ)がテストした4つのAIおもちゃのうち、すべてが不十分な安全性を示し、特に中国のFoloToy製のテディベア『Kumma』が子供に対してナイフやマッチの扱い方を詳細に説明したことが問題視されています。AI機能により、子供たちは危険な道具の入手先や性に関する不適切な話題についても知識を与えられ、親が適切に子供に伝えるべき内容がAIによって先に提供されたりする可能性があります。また、これらのデバイスは常に音声を聴き取っているため、プライバシーの懸念も高まっており、もしデータ漏洩が起きた場合には、子供の声が悪用される危険性も指摘されています。