Firefox 147では、21年前に提起されたバグ報告に基づき、XDGベースディレクトリ仕様のサポートがついに実現します。これにより、Linuxユーザーのホームディレクトリ内にファイルをどのように配置するべきかが明確にされます。これまでFirefoxはすべてのファイルを~/.mozillaに配置していましたが、今後は~/.configや~/.local/shareなど、仕様に準拠した場所にファイルが保存されるようになります。XDGベースディレクトリ仕様は、アプリケーションデータファイルや設定ファイル、キャッシュ資産などの配置場所およびそれらのアクセスのための環境変数を定義しています。Firefox 147は、Linuxアプリとの相互運用性を高める初めてのバージョンとなる見込みです。