トルコのカラマンで1300年前のコミュニオンパンが発見されました。考古学者たちは古代ビザンティン時代のパンの塊を掘り起こし、その中には「祝福されたイエスに感謝を」というギリシャ語の銘が刻まれた大麦のパンが含まれています。このパンは、地元のキリスト教儀式での聖体拝領に使用されたとされ、信仰と農業が密接に結びついていました。この発見は、豪華な宮殿や大聖堂ではなく、村人たちの手によって作られたものであり、働くこと自体に神聖さを見出したクリスチャンの姿を示しています。保存状態が非常に良いため、研究者たちは当時の儀式や物質文化について詳細に研究することができます。