この記事では、YAESU FT-70Dのファームウェアのリバースエンジニアリング手法について詳しく解説しています。著者はYAESUのハムラジオに興味を持ち、特にFT-70Dをハッキングすることに挑戦しました。最初に、YAESUが提供するWindows用アプリケーションを利用してファームウェアをUSB経由で更新できることがわかりますが、ファームウェアのイメージが暗号化されていると推測しています。そのため、最終的に著者はIDA Proなどの逆アセンブラを使用し、リソースを探査、解析する過程を経てファームウェアへのアクセスを試みます。特に、RES_UPDATE_INFOというカスタムリソースが重要な手がかりとなり、新たな情報を得るためにWinDbgといったデバッガーを使用しました。この記事はリバースエンジニアリングに興味のある初心者向けに記述されています。