ユタ大学で50年以上保管されていた52年前のテープが、Unix歴史の貴重な資料を含んでいる可能性が報告されています。このテープには、1973年頃のBell Labs製のUNIX版4が記録されており、現在確認されている完全なコピーは他に存在しないとされています。この発見は、Unixのカーネルや核心的なユーティリティが新しいCプログラミング言語で書き直された初のバージョンであるため、特に注目すべきものです。発見者のリッキー教授はテープをコンピュータ歴史博物館に届ける予定であり、専門家たちがデータ復旧の検討を進めています。この珍しいテープは、ユタティーポットの発明者に渡されたもので、データの復元には高性能なアナログ・デジタルコンバータを使用し、高度な分析プログラムで処理される予定です。