最新の研究によると、これまでで最も大きく、詳細な銀河系のラジオ画像が完成しました。この画像は、オーストラリアのパースにあるカーティン大学の天文学者シルビア・マントバニーニによって発表され、赤と青の点や斑点で構成されています。この新しい視点は、南半球から見る銀河系の側面を示し、天文学者が超新星の残骸を探すのに役立つと述べています。研究者たちは、約300の超新星残骸を確認しているものの、約2,000が存在すると推定しています。この画像は、2013年から2020年にかけて、140晩以上にわたって捕らえられたラジオ波の観測を組み合わせたもので、銀河系の中心に向けた新しい視点を提供します。異なる波長を色分けしたこのマルチカラーの視覚化は、銀河内のプロセスを容易に理解する手助けをします。