ブリストルに住むジョアン・ジョーンズさんは、自閉症のために言葉を話せない孫娘ザエアちゃんが感情を表現できるように、一連の本を作成しました。彼女は、ザエアちゃんのコミュニケーション能力が日々向上するのを見て、イギリス中で物語を出版することを決めました。この10冊の本は、各感情に色を関連付けており、子供がその色を指差すことで家族に気持ちを伝えられるようになっています。以前は童謡やテレビ番組を利用して言葉を引き出そうとしていましたが、感情を表現することが非常に難しく、家族にとっても悩みの種でした。言語療法士もこのアイデアを評価し、出版を勧めました。ザエアちゃんの母親は、本のおかげで娘に変化が見られ、色を使って感情を理解しやすくなったと語っています。