IncusOSが一般向けにリリースされました。これは、Incusを動かすために特別に設計された最新の不変オペレーティングシステムで、A/B更新メカニズムを使用して原子的なアップデートが可能です。また、UEFIセキュアブートとTPM 2.0モジュールによりブートセキュリティが確保されています。基本的にはDebian 13をベースにしており、ZFSやLinuxカーネルの最新の安定バージョンを使用しています。Incusはリモートシェルアクセスを提供せず、全ての操作はIncus APIを介して行われます。IncusOSは主に現代のサーバーで運用されることを想定していますが、一部の古いハードウェアや仮想マシンでも動作させることが可能です。今後は、Weeklyの安定構築を行い、さらなる機能追加と改善を進める予定です。