RegreSQLは、PostgreSQLのクエリに対する回帰テストを実施するツールで、アプリケーションのクエリでの正確性やパフォーマンス回帰を本番環境に出す前に検出します。SQLクエリはシンプルな文字列であり、一般的なテストでは形式の整合性のみがチェックされますが、RegreSQLはPostgreSQLが採用する回帰テスト手法を用いて、スキーマ移行後の動作変化や性能変化も管理します。具体的には、SQLクエリを記述し、入力データを提供することで、その後の変更が期待値を損なわないかを検証します。また、性能の基準値を追跡し、通常のクエリプランの回帰を検知し、スキーマ変更やクエリ変更管理のための体系的な実験を行うことが可能です。記事では、RegreSQLの基本的な使用方法も紹介しています。