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ソフトウェアの肥大は許容されるべきか

Some software bloat is OK

https://waspdev.com/articles/2025-11-04/some-software-bloat-is-ok


現代のソフトウェアはCPUが高速化しメモリが安価になったため、効率性が軽視されがちである。過去に比べてプログラミングの制約が減り、高水準言語やガーベジコレクションを利用するようになった結果、ソフトウェアの肥大化が進行している。例えば、Windows 11の計算機アプリは30MiB以上のRAMを必要とするのに対し、Windows 95全体では4MiBで動作可能であった。これは、現代のソフトウェアがより複雑で、多くのライブラリやフレームワークを利用しているためであり、セキュリティや堅牢性の向上に伴う追加のコードやエラー処理が影響している。このように、ソフトウェア肥大には開発者の怠慢だけではなく、現代の要件に応じた必然性があることを考慮する必要がある。