新しい研究によると、宇宙の拡張が実際に加速しているのではなく、減速し始めている可能性があることが示されています。この重要な発見は、ロイヤル天文学会の『月刊通知』に発表され、従来の理論である「暗黒エネルギー」が遠方の銀河を加速させる力として働いているという考えに疑問を投げかけています。韓国の延世大学のリード研究者、李英旭教授は、宇宙が現在の時代において減速した拡張段階に入っていることを示す結果を報告しました。もしこの発見が確認されれば、暗黒エネルギーの本質を解明しつつある科学者たちにとって、宇宙論にとって大きなパラダイムシフトとなる可能性があります。また、従来の理論では支持されていた宇宙の膨張のモデルとは異なり、時間とともに変化する暗黒エネルギーのモデルがより適していることが示されました。