著者は、当初はAI技術に興味を持っていたものの、次第にその進化が消費者向け製品を劣化させていると感じている。特に、スマートフォンや各種デバイスにおいてAI機能が無理やり組み込まれ、使い勝手が悪化していることに苛立っている。例えば、GoogleがAssistantを改良するどころか、Geminiに置き換えたことで動作が遅延し、基本的な機能すら果たせなくなったことを挙げている。また、AppleのSiriやMicrosoftのCopilotなども同様に、ユーザーのニーズを無視した機能が多く含まれていると指摘。さらに、インターネット全体が生成AIの影響で「死んだインターネット」状態になっていると感じており、SNSではボットによる投稿が増え、コミュニティの本来の声が失われつつあると述べている。