Zooxは、サンフランシスコでロボタクシーを一般に提供を開始する。Amazonが所有するこの企業は、Waymoとの商業サービス競争に向けて動き出した。ロボタクシーは、ステアリングホイールやペダルのない特注の車両で、約1年間サンフランシスコの街を走行しているが、これまで利用できたのはZooxの社員やその家族・友人だけだった。今回の一般提供は大規模なものではなく、待機リストに登録した一部の利用者に「Zoox Explorer」プログラムを通じてアクセスを提供する。利用者は無料でこのサービスを利用でき、今後ロボタクシーの台数を増やしながら、待機リストから順次利用者を招待していく。2026年までには、待機リストを完全に撤廃することを目指している。今後、サービスエリアも拡大する予定で、飼い主は専用アプリを利用してロボタクシーを呼ぶことができる。Zooxは、カリフォルニアの公共事業委員会や国家道路交通安全局からの許可を得る必要がある。