HPとDellは、自社の一部のノートパソコンに搭載されたHEVC(H.265)動画コーデックのハードウェアデコーディング機能を無効化しました。これにより、最近のIntel CoreやAMDプロセッサを搭載しているにもかかわらず、ウェブブラウザでHEVCコンテンツを再生できないユーザーが増加しています。HPは、影響を受けるモデルを記載したデータシートでこの情報を公開し、HEVCサポートが無効であることを明示しています。一方、Dellは多くのモデルで同様の制限があり、HEVCのサポートが明記されていないことが多いです。両社の代表者は、なぜこのような決定が行われたのか明言していませんが、コスト削減が理由である可能性が指摘されています。ユーザーは、HEVCコンテンツ再生のためにサードパーティ製のソフトウェアを利用することが推奨されています。