Ucs-Detectは、ターミナルエミュレーターがUnicodeのバージョンやサポートレベルを自動的にテストするためのツールです。特に、広い文字やEmojiに関連するさまざまな文字シーケンスのサポートを評価し、結果を標準出力に印刷します。インストールはpip install -U ucs-detectで可能で、詳細なテスト結果をYAML形式のレポートとして保存することもできます。テスト対象にはWindows、Linux、Macの現代的なターミナルが含まれており、結果はリポジトリにまとめられています。Ucs-detectの重要な機能は、ターミナルエミュレーターがpythonのwcwidthライブラリの仕様に準拠しているかを判定することです。このプログラムは、特定のシーケンスを利用してターミナルでのUnicodeサポートの確認を行いますが、Unicodeの新バージョンについてのサポートは一様ではなく、改善が進められています。