本記事では、RustでAsciidocパーサー「Asciidocr」を開発する過程が紹介されています。著者は、既存のAsciidocツールに対する不満から新たにパーサーを作成することを決意しました。最初はPythonでプロジェクトを始めましたが、依存関係やパフォーマンスの問題からRubyに頼りたくなくなり、Rustに切り替えました。Rustに魅了された著者は、特に海産物に特化した名前のパーサーを手作りで作成することを選び、言語の特性を活かしつつ、パーサーの設計や実装にとりかかりました。最終的には、既存のAsciidoctorを改良し、より直感的で使いやすいツールを目指しています。