macOSのRAW画像フォーマットのサポートは不安定で、新しいカメラのサポートが遅れがちです。そのため、多くの写真家はサードパーティ製のソフトウェアに頼る必要があります。しかし、Nik BhattとAlbert Shanの2人のエンジニアが、この制約を克服しようとしています。彼らはそれぞれ、Raw PowerやNitro、ApolloOne、Camera RawXなどの写真編集アプリケーションを開発し、RawBridgeという特化したRAWデコーダーを作成しました。このツールにより、AppleのRAWエンジンを効果的に活用できるようになり、macOSの限定的なRAWサポートを補完します。また、NikはAppleでの長年の経験を持ち、macOSのRAWサポートの遅れや不規則さについても言及しています。特に、Fujifilmの圧縮RAW形式のサポートが未だないことを指摘しており、多くの写真家が困難な状況に置かれているとのことです。