ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイが、アルファベット(Googleの親会社)に対する新たな投資を明らかにし、2023年9月末時点でバークシャーの10番目に大きな株式保有となった。報告書によれば、バークシャーはアルファベットに43億ドルを投資しており、バフェットの従来の価値投資哲学や急成長企業に対する慎重な姿勢を考慮すると驚きの動きである。バークシャーは長年にわたりアップルを保有しているが、バフェットはこれを純粋なテクノロジー企業とは考えていない。アルファベットは今年46%の株価上昇を記録し、特に人工知能の需要が同社のクラウドビジネスを支えている。また、バフェットはかつてGoogの初期に投資しなかったことを後悔していると語っている。バークシャーは同時にアップルの株式を15%削減し、バンク・オブ・アメリカの持分も減少させている。バフェットは年末にCEOを退任する予定で、次のリーダーシップの展開が注目されている。