ベンチャーキャピタルの伝説・ロン・コンウェイが、セールスフォース財団から辞任した。これは、セールスフォースのCEOマーク・ベニオフが、トランプ大統領を「全面的に支持する」と述べ、サンフランシスコの治安対策として国家警衛隊を動員することを提案したことが背景にある。コンウェイは、ベニオフとの25年の友好関係にもかかわらず、最近のコメントに強い失望を表明。彼は、教育と労働力開発を支援する目的で2003年に設立されたセールスフォース財団の理事として活動しており、過去10年間で多大な貢献をしてきた。この辞任は、テクノロジー業界における政治的対立を浮き彫りにし、民主党支持からトランプ支持に転向した技術リーダーの例の一つである。