バルブ社は、Steam Frame(ワイヤレスタイプのVRヘッドセット)、Steam Machine(PlayStationやXboxに似たゲーミングコンソール)、Steam Controller(ハンドヘルドゲームコントローラー)の新しいゲームデバイスを発表しました。Igaliaは、これらのデバイスの基盤となるSteamOSの開発に長年関わっており、特にFrameの開発に力を入れています。FrameはARMベースのCPUを使用しており、これによりx86用にコンパイルされたゲームを動作させるために、FEXという変換レイヤーが必要です。グラフィックス面では、QualcommのAdreno 750 GPUのために、Mesa3D TurnipというVulkanドライバーを開発し、レンダリングのエラーを解消しながら性能を最適化しました。Valveや他の企業との協力を通じて、新機能やバグ修正、パフォーマンス向上を目指して進めています。