Googleは、先月初代と二代目のNest Learning Thermostatsのリモート操作機能を無効にしましたが、依然としてこれらのダウングレードされたデバイスからデータを収集し続けています。セキュリティ研究者のコディ・コシエンバは、自身のプロジェクトを通じて、これらのサーモスタットが室温の変化や人の存在、日光の照射状況などをGoogleに送信していることを発見しました。これにより、Googleはユーザーがデバイスの状態を確認することや、リモートで操作する能力を制限したにも関わらず、データの送信を続けています。Googleの広報は、特定のユーザーアカウントに結び付けられていない診断ログは引き続き送信されると述べていますが、もはやこれらの情報がユーザー支援に役立つことはないとされています。ユーザーはWi-Fiからデバイスを切断することで、ログの提供を停止できるとのことです。