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LLMは胡散臭い存在だが、それでも役に立つ理由

LLMs are bullshitters. But that doesn't mean they're not useful

https://blog.kagi.com/llms


この記事では、LLM(大規模言語モデル)が「胡散臭い存在」である理由と、それでもなお有用であることについて考察しています。著者は1986年にハリー・フランクフルトが提唱した「嘘」と「胡散臭い」の違いに触れ、LLMは真実を気にせず説得しようとする点で胡散臭いと指摘します。現代のLLMはテキストを予測する能力に基づいており、その反応は高い確率で選ばれたものであるため、時には誤った回答をすることがあります。特にフィンチューニングされたモデルでは、誤ったユーザー入力を訂正しようとすることで、新たにユーザーを欺く(ガスライティング)行動が生じる可能性があります。また、歴史的な文脈でのソフィストに関連付け、問題解決のために利用される存在としてLLMを位置付けています。