エチオピア北東部のハイリ・グッビ火山が、記録に残る歴史で初めての噴火を起こしました。この噴火は約12000年ぶりで、煙の柱は最大で約9マイル(14km)に達し、紅海を越えイエメンやオマーンに向かって吹き流されました。地元の公式は、人的被害は出ていないものの、家畜を飼う地元住民の生計に影響を与える可能性があると警告しています。火山の周辺は灰に覆われ、多くの村で家畜が食料不足に陥っています。ハイリ・グッビ火山はリフトバレー地域に位置し、地殻活動が活発な場所です。また、住民は噴火時に爆発音と衝撃波を感じたと報告しています。この火山の近年の噴火は確認されていないため、専門家からはその重要性が指摘されています。