本論文では、計画ドメイン定義言語(PDDL)の公理における導出された述語の否定的な出現を排除する方法を提案しています。PDDLの標準は、公理の本体内での述語の否定的な出現を、アクションによって直接設定された述語のみに制限していますが、文献ではこの制限から逸脱し、単に公理の集合が層状であればよいとされることがよくあります。著者らは、最小不動点論理と同じクエリを正確に表現できることを示し、導出された述語の否定的な出現を排除するための変換を提示しています。この研究は、KR/ICAPS 2025ワークショップで発表された同名の論文の拡張版となっています。