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JupyterGISが次のステージへ進化

JupyterGIS breaks through to the next level

https://eo4society.esa.int/2025/10/16/jupytergis-breaks-through-to-the-next-level/


JupyterGISは2024年6月に発表され、JupyterLabフレームワークに基づいた共同作業が可能なウェブベースのGIS環境です。主な目的は、QGISにインスパイアされたワークフローをブラウザに導入し、リアルタイムでの共同編集やノートブックとのシームレスな統合、主要な地理空間データ形式のサポートを提供することです。今年初めの発表から、リアルタイムの共同編集、ラスタおよびベクターデータの視覚化、シンボロジー編集機能が実現しています。最近のアップデートでは、pmtiles形式への完全な対応や新しい処理ツールボックスの追加があり、WebAssembly(WASM)を用いたGDALの機能が強化されました。これにより、地理空間データの処理と視覚化がさらに柔軟に行えるようになっています。新たに提供されたバッファや凸包生成などのツールは、ユーザーがデータを直感的に扱えるように設計されています。