本記事では、独自のキー-バリュー型データベースの構築方法を探求しています。この種のデータベースは、データをキーを使って保存し、後でそのキーを使って取り出すことができるという仕組みです。初めに、ファイルを用いて永続的にデータを保存する方法を解説しますが、更新や削除の作業が効率的でないことが問題になります。そのため、レコードを不変とし、新しいレコードのみを追加する方法を提案します。この方法では、重複するキーが生じる可能性がありますが、最後に現れたキーを探すアルゴリズムへの修正や、「墓石」レコードによる削除を行うことで対処します。結果として、ファイルをストレージとしたキー-バリュー型データベースが完成します。