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副作用のカタログ

A catalog of side effects

https://bernsteinbear.com/blog/compiler-effects/


最適化コンパイラは、中間表現(IR)命令の効果を追跡する。命令の効果は変動し、全く効果がない場合から特定の変数への書き込み、不明な状態への書き込みまで様々である。この投稿は、IRに関する議論の一環として、正しい質問をすることの重要性を強調している。命令の効果を理解することで、命令を並べ替えたり、重複させたり、削除したりできるかどうかが判断できる。コンパイラはこの情報を異なる方法で追跡し、null効果解析においてはすべての命令が最大限に効果的であると見なされる。このため、初期のコンパイラ開発時には適切だが、後にデッドコード削除や共通部分式削減のために効果を表現したいと考えるようになる。最近調査した複数のコンパイラの代表的な効果の表現方法には、ビットセットとヒープ範囲リストがある。