この記事では、Fomu FPGA開発ボードを用いたSPIルーティングの面白さについて述べています。Fomuボードは、Lattice SemiconductorのiCE40 UltraPlus 5Kを搭載しており、オープンソースのツールを通じてプログラム可能で、USBポートに収まるほどのコンパクトさが魅力です。iCE40 FPGAはSRAMにビットストリームを書き込むことができる一方、Non-Volatile Configuration Memory(NVCM)も持っており、高ボリュームの用途においてビットストリームを一度だけプログラムすることができます。Fomuは教育目的のプロトタイピング向けに設計されており、外部フラッシュチップを利用して持続的なビットストリームストレージが可能です。また、他のFPGA開発ボードとの違いとして、FomuのUSBコアはRTLで実装されており、若干のチャレンジが存在することも言及されています。