中国の海運会社が、18日間でヨーロッパに到着する北極経由のコンテナ航路を開設する。このサービスは9月に始まり、中国の3つの港とイギリス、ドイツ、ポーランドなどの4つの目的地を結ぶ。特に、青島から始まり、上海を経由して、アークティックルートを使用してフェリックストウに向かうもので、従来のスエズ運河航路の半分の時間で到着可能だ。初航海は9月20日に予定されており、すでにフルブッキングとなっている。航路は、ロシアの港を完全にバイパスし、中国とヨーロッパ間の古典的な型のサービスを目指す。この取り組みは、北極での海運が活発化しつつある中、特に国際的な物流の迅速化を目指すものといえる。