Googleは、実在しない道路料金の未払い通知や不明な荷物の受け取りを促すメッセージを送信する詐欺師に対して、ニューヨーク南部地区の連邦裁判所に訴訟を提起しました。訴訟は、中国に拠点を置く「Lighthouse」と呼ばれる犯罪組織を標的にしており、この組織はオンライン詐欺師にソフトウェアとサポートを提供しています。Lighthouseは「フィッシング・アズ・ア・サービス」を運営し、詐欺師に偽のウェブサイトテンプレートを販売しているとされています。Googleは、このネットワークが120を超える国で数百万ドルを詐取していると主張。訴訟では、Googleがゼロから作成した32,094のフィッシングサイトがUSPSを模倣していたことが示されています。Googleは、具体的な損害額は不明としつつも、詐欺によって数千万のクレジットカード情報が危険にさらされる可能性があると警告。“目指すのは、抑止力の確立”と法務担当者は述べています。